Twitter小説 その232

●異節目(いせつもく)
前に使われていた和名だよ。今は異節上目の表記が多いが。しかし、これは。
随分と古い資料だ、鑑定してもらわないとわからないけど、数百年前かな。
どうして人知れない地下室に研究所があるんだろう。最近まで使われていたし。
キナ臭いな。調べてみよう、彼の居場所がわかるかもしれないからね。

●以前
ここはずっと好きな場所でね。できることなら誰にも知られたくなかったんだけど。
同調してしまったみたいだね。まあ、君ぐらいの力があればしょうがない。
悪いが、ここのことは誰にも言わないでほしい。落ち着ける場所だからさ。
ああ、あの二人は知ってるよ。他の人間には言わないでほしいだけ。

●いそ(磯)
そこはすべるから危ないよ。もう少し水面から離れてみたらどうだい。うん。
どうした。ああ、あの恐竜は幻なんだ。そう、私が魔法で見せてるだけ。
恐ろしい人食い獣がいる、ってなったら誰も近づかないだろう。そのためさ。
ここに足を踏み入れられても困るんだよ。だからみんな追っ払ってるのさ。

●意想
その考えには同意しかねる。考えてもみてくれ、どれだけの兵が苦しむと思う。
君の言いたいことはわかるが、戦うのは彼らだ。待遇を厚くしてこそ、士気が上がる。
常に傭兵や騎士たちのことを考えていた親友は、何者かによって殺された。
決して許さん。性格は正反対でも理想は同じだったのだから。

●異相
何だあの服装は。どう見てもこの辺りの者じゃないな。なんと無防備な娘だ。
ったく。おいそこの男たち、困っているだろう。放してやれ。何だやるのか。
お前は何者だ、こんな物騒なところを丸腰で歩くなんてどうかしてるぞ。
何だって、違う世界からきただって。冗談はよせ、腹の足しにもならん。

 

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