Twitter小説 その228

●イシル語
この文字は。間違いないな、この土地の神を敬っていた部族のものだ。
なら、あの伝説も本当だったというのか。しかし、憶測だけでは発表できんし。
そうだ、文字が彫られているなら証拠となる遺跡はないだろうか。よし。
「知識欲に取り付かれた人間よ。何を以って我が聖域に近づくというのか」

●イシル語群
言葉も分かれているんだ。これはこの国では使われなくなった言葉だ。
流派、とまではいかないだろうが、場所によって若干違うだろ。なまりとか。
それと似たようなものだ。だが、どうしてここにこの言語で書かれた手紙があるのか。
すでに身を引き払って奥にいるはずだが。まさかとは思うが、な。

●いしわた(石綿)
ちょっと前に問題になった奴だな。何だっけ、アス、何とかって言ってたか。
さすがに覚えてねえな。ほら、オレらは自然災害以外、携わらないからよ。
四、五十年ぐらい前だったと思うが。海外では百年ぐらい前だ、確か。
ま、人間も進化してるからな。今後どういう問題が起ころうとも解決するだろ。

●威信
名実共に、か。さすがは彼の息子よ、見込みどおりであったな。さて、どうする。
表立っての支援はできん。理由はわかっていよう、そなたに動いてもらうしかない。
だが、くれぐれも目立ってくれるなよ。あの男は用心深くずる賢いのだ。
まあ、そなたならわかっていよう。くれぐれも気をつけるのだ。

●偉人
君の名は歴史に刻まれるだろう。美しい勝利の女神だったと、ね。ちょ、ちょっと。
何を怒っているのかな。冗談を言ったつもりはないんだが。ふう。
しかし女神を振り向かせるのは大変だ。何分気まぐれだからね。ライバルも多い。
え、皆でピクニックをしようだって。はあ、君が言うならそうしよう。

 

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