Twitter小説 その225

●移住
昔、海外を住んでたことがあってさ。だいぶ前だからかなり様変わりしてるけど。
まあ方向感覚は大丈夫だと思うよ。この建物が動かない限りはね。ありえないって。
それはどうだろうね。ここは人間界じゃないんだ。何が起きても不思議じゃない。
ほらきた。君らを狙ってくる化け物がね。気をつけて。

●意趣返し
呪いなんか施すからそうなるのよ。相手が悪かったわね。跳ね返したもの。
もう大丈夫よ、これであいつも懲りたでしょ。また何かあったら言ってね。
それにしても随分と活発になってきたわね。空間がおかしくなってるわ。
また余計な仕事が増えそうね。まったく、大人しくしてもらわないと困るのに。

●いしゆみ(石弓、弩)
こんなだだっ広いところで投石するとはね。なめられたものだ。よっと。
これで問題な。風の流れを変えてしまえば、城に届くことはないからな。
はあ、まったく上にあるとはいえ打ち落とそうとする輩が多いな。面倒だ。
仕方がないか。父上のやり方では反感を買って当然だし。尻拭いも大変だよ。

●遺書
これは、彼からの手紙かな。紙がキラキラしているし、勝手に飛んできたが。
ふむ成程、息子がいるのか。しかし、これが事切れるときに送られてくるとは。
魔法とは不思議なものだな。だが、彼の願いだ。見つけて保護して差し上げなくては。
無事に王子を見つけられるといいが。さて、誰を遣わすか。

●意匠
うーん、ここの装飾はこっちの色のほうがいいかな。うん、シンプルにしよう。
やあ、また会ったね。どうしたの、こんな寂れたところに。え、僕かい。
僕はこの建造物を修復してるんだ。探し物のついでにね。ここは元々神殿だから。
そうだ、ちょうどご飯にしようと思ってたんだ。一緒にどうかな。

 

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