Twitter小説 その221

●いしぐみ(石組み)
へえ、随分立派な庭園じゃないか。こんなところあったっけ。あ、お前が作ったの。
うん、初めてにしてはいいんじゃないか。ただ、ここがちょっと崩れてる、かな。
あ、触ると落ちてくるから気をつけて。そうそう、そおっとね、そおっと。よし。
じゃあ、おれと一緒に作ろうか。これなら作れるから。

●意思決定
今のところ三つか。さて、どうする。あっちを立てればこっちが立たないが。
しかし、今は安全第一のほうがいいだろう。補給が途絶えては元も子もない。
この任は彼に任せよう、細かい配慮もできるから問題ない。さて、次はこれか。
はあ、これは頭が痛いな。さて、誰を見張りにつければいいのやら。

●石段
この階段、懐かしいわね。まだ残ってたなんて思わなかったわ。ほら、あの傷。
確かあんたがふざけて転げ落ちて、術を発動させちゃってほとんど壊したのよね。
で、あたしたちが責任を持って全部直してさ。思うと本当にやんちゃだったわね。
今も変わらないけど、昔よりは大人になったと思うわよ。

●遺失
しまった、財布どこに置いたっけ。うわ~、また怒られるじゃんよ。どうしよう。
宿屋の机の上だったかな、いや、酒場のカウンターだったっけか。うーんと。
あ、そうだ。荷物に紐でくくりつけておいたんだっけ。えーっと荷物はっと。
その荷物がないんだけど。あれ、おかしいな。どこいったんだろ。

●異質染色質
成程な、構造をまねして創り上げたってわけか。一般人には見分けられないな。
生物学に詳しい人間の仕業だろう。しかも完全に転写ができないようになっている。
細胞を取り出して再現するにも、ちょっとやそっとじゃできないようにしてるんだろう。
しかし困った、こちらには専門家がいないしな。

 

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