Twitter小説 その220

●維持
この結界はまだ未完成じゃて。わしが離れるわけにもいかんよ。お主も手伝え。
それが条件じゃろう。無理矢理抑えているとはいえ、よく持ったものだ。したが。
もうそろそろ目覚めの頃じゃ。多少早いかも知れぬが、今が良いタイミングよ。
お主もそう思うじゃろう、何分、素質のある依り代がおる。

●遺児
どこで生まれたのかもわからねえが、落ち込むってこたあねえな。それによ。
それどころじゃねえんだよ、生きなきゃならねえんだから。飯食ってちゃんと寝てよ。
過去なんかどうでもいいって。考えてる暇があるなら素振りでもしてたほうがよっぽどマシだぜ。
ほら、グズグズすんな。敵が来たぜ。

●いしあたま(石頭)
あの頭は石でできてるんじゃないか。何発も食らわせたのにまるで効果じゃんか。
どーなってんだかな、何か体を硬くしてるモノでもあんのかな。そうしか思えない。
やられてるのはこっちの武器だ。磨いだばかりだってのに欠けちまって。
まあ直せる範囲だけど。それよりも、あいつ何とかしなきゃな。

●いしがに(石蟹)
ほらいわんこっちゃない、だからカニにはイラズラするなって言っただろう。
貸してごらん、ほら取れた。早くお医者さんに見せようか。これからはダメだよ。
っとににもう。子供だから仕方がないんだけど。しかし、あの子が数百年生きてるとはね。
見た目も中身も小さいから気にしてないんだけどね。

●意識
どうすればこの問題を解決できるのかしら。ええっと、ここの補給路を断って。
これでいいのかしらね。きちんと見てもらって、答えを聞きましょう。ええっと。
そう、回り込まれる心配がないかも考えるのね。安全第一だけでもダメっと。
うーん、難しいわ。どれかに偏るとバランスが崩れるものね。

 

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