Twitter小説 その215

●いさき(伊佐木、伊佐幾、鶏魚)
ほら、釣れたぞ。この魚は大きいほどうまくてな、この大きさならかなりの美味だぞ。
よし帰ったら早速調理しよう。痛まないようにすばやく移動して、っと。さあ。
俺たちも帰ろう。今日は久々に家族がそろう日だ、本当にいいモノが連れたよ。
そういった父は、あの日以来帰ってくることはなかった。

●いさざ(魦・鱊・)
あんまり有名じゃないけどな。この辺りじゃあ寒い時期によくとれるんだよ。
佃煮とかにしてさ、これがうまいんだ。新鮮ならすき焼きとかにも使われるし。
せっかくだから食べていきなよ。せっかくここまで来てくれたんだからさ。
もちろんご馳走するよ。食事をしながら外の話でも聞かせてくれ。

●縊殺(いさつ)
おいおいおい、やっちまったのか。まあ、しょうがないか。任務だもんな。
しかしもっとスマートにやれなかったのか。え、ケンカに見せかけて、か。
なるほどな。このおっさんのことだ、誰と口論しても誰も疑いはしないな。
哀れなもんだ、一番頼りになるだろう側近の反感を買って死ぬなんてな。

●いざよい
きれいな月だ。こんな時は美しい女性と酒が欲しい。おや、晩酌してくれるのか。
これはありがたい。ところで、今後の予定はあるのかな。ふふ、もちろんだとも。
まったく、他の男共は節穴のようだね。君に声をかけないなんて。ふふ。
見た目を隠そうと目的がわかるのだよ。物騒なことはよしたまえ。

●胃散
食べすぎじゃないのか。まあ、機能はご馳走だったから、仕方がないけど。ほら。
まったく世話の焼ける、あまり動かないほうがいいよ。気分が悪くなったら言って。
さて、ここはもう大丈夫だな。っとにもう、いくら無礼講だからってさ。
でもおかしいな、いくらなんでも多すぎる気がする。まさか。

 

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