Twitter小説 その214

●偉材
元々は導師の立場だったからよ、本来は術での攻撃が得意なんだ。言うなよ。
アイツは天才肌なんだ、言うと怒るけど。術はもちろん、武器全般も難なくこなしていった。
本当にすごい奴なんだぜ。正直、オレがいなくても問題ないぐらいだからな。
ま、何が起きるかわからないから一緒なんだけどな。

●異材
独学とはいえあそこまで操れるのなら大したものだ。昔から聡明だったからな。
しかし、あまりに幼な過ぎる。感情のまま走って身を滅ぼさねば良いが。
だが、あのこと一緒にいるときは、昔のあ奴に戻っているような気がする。
やはりあの子には、自然と人を和ませる不思議な力があるのやも知れぬな。

●遺財
はぁ~あ。まったく遺産相続なんて面倒くさいってのに。仕方がないか。
これも勤めだからな、まさか自分自身のをやるなんて思ってなかったけど。
はい、これ書類ね。さて、ひと通り終わったから旅にでも出るかね。何だって。
別にいいじゃねえか、ちゃんと約束どおり成果も出したし働いたんだから。

●いさかい(諍い)
ここで争っても仕方があるまい。静かにしないと見つかるぞ。っとにもう。
気持ちはわかるさ。でもな、そんなこといったって始まらないだろ。見ろよ。
あの旗の色が変わらない限り、俺たちは虐げられて食うにも困るんだ。
今反旗を翻さないと、皆が飢え死にしちまう。さあ、わかったら手を動かせ。

●いざかや(居酒屋)
かぁーっ、やっぱ仕事に後はこれだよな。ほら、お前も飲めって。いいじゃねえか。
けっこうな額をもらえたんだし、でかい仕事の後だ。ご褒美あげないとだめだろ。
ま、次の仕事は誘拐だったっけか。あまり気が乗らねえが、お前なら問題ねえだろ。
じゃ、前祝いと行きますか。マスター、もう一杯。

 

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