Twitter小説 その210

●医原性疾患 (いげんせいしっかん)
一番最悪なケースだ、埋め込まれた遺伝子が暴走したんだ。どういうことかって。
力を得るために死んだ召喚獣の血を人間に移植する技術で、一応医療行為だが。
あくまで人間兵器を作り出す目的だったんだよ。法律にも引っかからないようにしてな。
その罰だ、あの関係者はもはや全員生きてはいまい。

●医原病
この書類ではそうなっているな。だが、実際は違うんだぜ。完全な人体実験だ。
オレの目もそうされた。ま、お宝を見つけるのに役立つからいいんだけどよ。
どうやら狂った科学者が永遠に朽ちることにない肉体を手に入れようとしたんだと。
この研究所はガチでそれが行われていたんだ。覚えあるだろ。

●医源病
このウィルスは独自に生み出されて、効果を確かめるため人に移植したのでしょう。
皮膚の状態から見るに、内臓を先に死滅させて自然史を装うように作られたのかもしれません。
機密でしょうね、ほら、ここに紋章がありますから。
さて、どうしますか。脱出するには彼らを葬るしかありませんが。

●違憲立法審査(いけんりっぽうしんさ)
やられたな。あの裁判官たちは全員買収されてる、俺たちの有罪は決定だ。
さて、どうする。このまま牢にいたら明日にはあの世行きだぜ。ったくもう。
ん、誰かきたな。何だって、今から死刑を執行するってのか。え、お前は。
なるほど、そういうことか。やってくれる。で、どういう段取りなんだ。

●囲碁(いご)
やはり君には勝てる気がしないな。性格の悪さがにじみ出てて面白いが。
何が策略かだ、自分で言うんじゃない。間違ってはないと思うがね。しかしなあ。
普段はお調子者の君が軍師なのだから、世も末というべきか。ほめてるんだよ。
私は楽しいさ。でなきゃこんな戦に首を突っ込んだりしないからね。

 

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