Twitter小説 その209

●違憲
まったく都合の良いことばかり言って。解釈なんて人それぞれなんだからさ。
ま、確実に伝わるものなんてないという証拠だな。勉強になったよ、しかし。
奴が口にしていることは、あからさまに我がままだ。このままでは国が危ない。
さて、馬鹿殿には灸を据えねばなるまい。どのようにしてやろうか。

●医原
あの医者はのうのうと生きてるのね。娘を殺しておいて、許せないわ。
情けないわね、ヤブ医者だって見抜けなかったせいで、あの子は死んだのよ。
まるで実験体のモルモットみたいだわ。あれをどう見れば医療ミスになるの。
関係のない場所に傷があった、どう考えても人体実験の跡にしか見えないわ。

●医源
まさかあんなことになるなんてね、油断したよ。王の治療中に殺害しようとは。
間一髪まのがれたから良かったものの、医師が奴らに回収されていたとはな。
王位のためなら手段を選ばないってことだ、気をつけたほうがいいぞ。
まあ、ここまでくれば追ってはないだろうが、注意に越したことはないし。

●威厳
年若い割にはずいぶんと堂々としておるな、血筋ゆえかも知れぬ。しかし。
まだ幼き身だ、色々と葛藤もあろう。あのような悲しい目をしているのだからな。
どうかわしの代わりに見守ってやってくれぬか。妹に似て頑固のようでな。
わしにできることなら何でもしよう。それが罪滅ぼしになるならな。

●異言
聞きなれねえ言葉だが、そりゃ魔法を使う奴が使う言葉かい。なるほどな。
それじゃあオレにゃわからねえな。ここは嬢ちゃんたちに任せるとすっか。
んで、オレらはここで見張りをしてりゃいいんだろ。怪しさ満点じゃねえかよ。
本当にこんなところに解決策があんのか。ま、オレはどっちでもいいや。

 

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