Twitter小説 その207

●いけ(池)
この程度の規模ならどうとでもなるがよ。何で急に出てきやがったんだ。っとに。
あからさまにおかしいだろ、ここは山の中じゃなくて都心なんだからな。
ま、こっちの世界での話だから、そういう意味じゃあおかしくはねえか。
ったくよお、ヨケーな手間を増やすんじゃねえよ。元凶をしめてやる。

●池
いったいなに、何ですずりの水が浮き上がってるわけ。しかも蛇みたいになって。
え、伝えたいことがあるって。なら早く言って、課題が終わんないじゃないの。
ふうん、近くにあるため池の水に異常、ね。わかったわ、彼らにも言っておくから。
はあ、何の前触れもなく現れるの、どうにかしてほしい。

●いけどり(生け捕り, 生け擒り, 禽り)
決して殺すなよ、貴重な生贄だ。あれほど上等な者もおるまいに。ふふふ。
貴方もお人が悪い。国のために必要だといって若い娘を集めて売るとは。
まあ、これも商売だ。気に入ったのなら手元において楽しむのもいいだろう。
そうそう、いい取引先をもう一件見つけましたよ。ご一緒にいかがですかな。

●犠(いけにえ)
娘たちに混じって潜入できたのはいいが、思った以上の大物が関わってるな。
バレるのも時間の問題、服を脱がされる前に決着をつけないと。まったくもう。
まあ、彼女が来るよりはるかにマシか。もう潮時だと思ってたのに。ふう。
さてっと。お得意の声色でだまくらさくとしますかね。ねえ番人さん。

●いけばな(生け花、活花、挿花)
ちょっと意外だわ。こういう風流なこともできるのね。いや、馬鹿にはしてないけど。
戦う姿や現代に馴染んでることしか知らないからさ。
ふうん、長年人間と関わってきたタマモノってやつなのね、納得。
それにしても随分広がりすぎじゃない。もう少しこじんまりでもいいと思うんだけど。玄関だし。

 

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