Twitter小説 その206

●いくじ(幾時、意気地)
失礼。今の自国をお教えいただけないだろうか。そうか、ちょうどその刻限か。
ありがとう、助かった。これをどうぞ、小腹が好いたときにでも。それにしても。
平和そのものの村だな、表面上は。あのご婦人の目がやたらと鋭くなければ。
ここで間違いないだろう。後は証拠だな、その辺りは頼んだぞ。

●育児(いくじ)
本当、子供が反抗期に入るととても大変だね。息子がひねくれてしまって、はあ。
あんな事があったんだ、仕方がないだろう。私と同じような想いをさせてしまって。
え、甘えているから反発するって。でも君にはああいう態度じゃないだろう。
父と母の違い、か。ふふ、何故か君が言うと説得力がある。

●いくら(幾ら)
時と場合によって変わるのは人だけじゃない、言葉もそうだよ。難しくないさ。
ほとんどの人は無意識でわかってるからね。ほら、話や文の流れでわかるだろう。
ただ、説明するまでもないだけだ。一般の人は特にね。だから意味がある。
他がやらないからこそ、価値が生まれることもあるんだからね。

●イクラ
食品怪談を知ってるかい。昼夜問わず人を襲う、恐ろしい物の怪の話だよ。でもね。
創っているのは他でもない、人間なんだ。おおやけにはできないけど、ね。
知っている人は知っているよ。お前のように勉強熱心な人ならね。ふふ。
ま、今の世の理がそうなっているだけさ。良い悪いの問題じゃないよ。

●いくらか(幾らか)
そこまで多くない人数だな。おとりの可能性もある。地形がわかるものはあるか。
うーん、軍を隠せるところもないな。どうも引っかかる、おかしいだろう。
あちらの兵力はこちらに劣っているのだ。それなのに何故、挑発行為をする。
何か裏があるはずだ。どうしたんだ。こ、これは毒か、やられたな。

 

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