Twitter小説 その204

●いくあて(行く当て・行く宛)
どうせ行く当てなんてない。このまま戦場でのたれ死ぬだと思ってた。
でも不思議だな、あの子と一緒にいるだけで、死ぬ以外の道があるように思える。
戦争のない世界、か。面白いかもね、まったく想像できないけど。でも。
武器を持たなくてすむのならそのほうがいい。きっと穏やかに暮らせるから。

●イグアナ
何なんだ、このイグアナの集団は。道を間違えただろう、まったくしょうがない。
しかし、この町には人の姿がないな。どうしてこんなに大量繁殖したのか知りたいのだが。
うーん、でも最近までは生活していたような跡があるな。どういうことだ。
まさかとは思うが、調べてみるしかないようだな。

●いくえ(幾重)
この氷を溶かすのに炎じゃ無理だろ。そんじゃそこらの力じゃな。かといって。
爆薬を使ったらオレがいることがバレちまってとっ捕まるし。どうするか。
うん、そうか、太陽の光があるじゃないか。さっすがオレ、頭が回るね。
さてと、早速準備するかな。光を集めて一点に当てれば何とかなんだろ。

●育休(いくきゅう)
気質によるものだと思うが。どうも機能しているとは思えないような気もする。
取りたくても取れないのなら、何のための制度なのだろうかね。そうはいっても。
どちらも人間にとっては大事なものらしい。それをお互い押し付けあうようだが。
よくわからん。両方うまくいく方法を考えればいいのに。

●いくぐすり(生薬)
奴らが望んでいるのはこの薬のようだな。まったく、どこから聞きつけたのやら。
この世に不老不死などあるわけなかろうに。あったら大問題だ、わからなくはないが。
摂理に背くのなら教えてやらねばなるまい。湾曲して伝わった経緯は知らんが。
愚かなことだ、首を絞めていることに気づかぬとはな。

 

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