Twitter小説 その203

●イギリス人
ああ、確かお母さんがイギリス人だったらしいよ。詳しくは聞いてないけどね。
あまり自分のことを話したがらない人でしょ。だから聞かないようにしたのよ。
育ちはアメリカだったんだって。英語もしゃべれるし、背が高くてカッコイイのよね。
でも本人はあまりよく思ってないみたい。どうしてかな。

●イギリススパナ
なんだいそりゃ。ああ、それのことね。イギリスじゃあ聞かないなあ。
ワセイエイゴってやつだろ、日本でしか使われていない英語というか何というか。
まあ、わかればいいや。とりあえず、そこのスパナとってもらえる。サンキュー。
さてっと、これで閉め終わったし、これで漏れないんじゃないかな。

●生き霊(いきりょう)
げえっ、どう見ても人間じゃないし。あれは何、え、面倒くさいものってなによ。
とりつかれるなんて冗談じゃないわよ。さっさとどこかに行ってもらわなきゃ。
って、ちょっと待ってよ。確かあの先に目的地があるのよね。うげげ。
しょうがない、退散願うかぶちのめすかのどちらかになるのね。ふう。

●畏惧(いく)
成程な、確かにあの力は脅威だ。だが、怯んで逃げるにもいくまい。行くぞ。
唯一の方法は彼が教えてくれたものだな。不確実なのは否めないが、仕方がない。
奴を信じるとしよう。さて、どうするか。時間を稼がなければなるまいに。
よし、一部を前進させるんだ。進退を繰り返して、惑わすとしよう。

●畏懼(いく)
おかしな話だろう。なぜ人間は人目を気にして己に対して忠実ではないのだ。
まあ、邪な想いは良くないが。それにしても自分を消して周りに合わせるなど。
愚の骨頂といえよう。見てみるが良い、人にも様々な考えを持っている。
この意味がわかるか。己が運命は己で決めるもの。それがわからぬとは。

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