Twitter小説 その200

●いきおい(勢い)
この勢いに乗らない手はないが、何かが引っかかる。情報屋がもたらしたせいだろう。
彼女を加えたことで、確実に流れはよくなってきているが。そうだな。
しかし、一体あの子供は何を考えているのだ。このような情報を持ってきたのか。
あの子ならこの戦況をいつでもひっくり返せるのに。不思議だ。

●いきぐすり(生薬)
あーったく。人間ってのは本当にバカだよな。そんなもんねえってのによ。
しっかし、オレらのように永遠に存在できないからこそ抱く願望なんだろう。
生命体である以上、必ず終えんはある。恐怖を感じるのは、本能からか。
逆にうらやましくも感じるがな。そういう熱い想いってのはわからねえから。

●意気込み
わかったわかった。その気持ちは構わない。しかし、現実を見れるかな。
世の中、気持ちだけでどうにかなる問題でもない。ちゃんと手足を動かさないと。
よし、特別に稽古をつけてやろう。私を唸らせるほどの才能があるなら、弟子にする。
後は自分で考えるのだな。いかに首を縦に振らせるかを、な。

●いきさつ(経緯)
この世界は複雑そうに見えるがそうでもないんだよ。きっかけは些細なことでね。
だが、その出来事は確実に彼らの心に影を落とした。特にあの子のはね。
だからだろうな。奴の手でこの世界が創り出され、閉じ込めたのは。
二度とあの悲劇が起こらないようにしなければならないのは、間違いないから。

●生き地獄
人として死ねないのは地獄だろうね。久遠なる時の流れに押し潰されるだろう。
せめての情け、そのまま息絶えるといい。そうすれば、餓鬼道に落ちる程度で済む。
本来なら生き血を搾り取られたあと原型も残らないのが、貴様にはお似合いだが。
刀が穢れるし。ああ、生霊に食わせてやるのもいいかな。

 

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