Twitter小説 その2

●アーケード

天井がアーチ状になっている白い部屋がある。豪華な模様が施され、神々しい。
上が反射しているのでいるので、まるで巨大で優雅な筒状の部屋にいる感じだ。
そこに大泣きしている子供が現れ、直後、手のひらほどの白い羽根が落ちてくる。
人型に変わった羽根は、金の髪をなびかせ子供とともに姿を消した。

●アース

地球上には、いくつもの地球が存在していることを知っているだろうか。
紛らわしいのでアースと呼ぶが、アースは私たち一人ひとりの手にある。
理由は簡単。アースは、見方を変えれば世界になるからだ。
そう、あなたも私も、ひとつひとつの世界を持っているのである。

●アーチ

とある田舎町に、太鼓の昔から木の根でできたアーチ状の門がある。
どのようにできたかは不明だが、太い根が絡まっている姿は自然の雄大さを感じた。
互いに支えあっている風にも見えるこの場所は、いつしか夫婦円満の象徴となる。
今日も天然の教会で永遠の誓いが行われており、若者たちを祝福していた。

●アーチェリー

「そなたを近衛兵弓兵隊長に命ずる」と王がおっしゃった。名誉なことこの上ない。
パーティが開かれ、幼なじみの王女も喜んでくれた。昔からよくいうこともいい、
「いつ結婚するの?」
「私より強い男がいたらね」
「本当にできるのか心配だわ」
気を使っているはわかるが、余計なお世話にも感じなくない。

●アーチ橋

数キロ先に師匠が住む離れ小島がある。尊敬しているが変人でもある。
師匠のところに行くには、町はずれのこの場所からアーチ橋を渡るしかない。
魔法使い志望のオレが何で歩いて通わなきゃいけないのかわからなかった。
今ならわかる。健全な精神力を養うために剣士にもなれる肉体が必要だということを。

 

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