Twitter小説 その199

●いがみ(歪み)
まったく、あの男はどうしようもないな。同じ性別であることが情けなくなる。
わからなくはないが、ああも独善な性格なら民心も離れるだろう。そこに鍵がある。
優秀な家臣たちもあれでは仕えようとは思うまい。そこで君に頼みたい。
彼らを説得して、味方につけてもらえないだろうか。頼んだよ。

●異義
それとこれとは違う。正義なんてそいつの立場によってコロコロ変わるだろう。
君の言う人を守るも正義だし、奴にとっては人類の粛清が正義だと思ってる。
俺はどっちでもいいよ。人間が滅ぼうが地球は変わらないからね。
でも、君がどうしても守りたいなら力を貸してもいいよ。条件があるけどね。

●異議
ご意見もっとも。確かにこの辺りに伏兵が潜んでいる可能性が高い。だがね。
我が軍の兵力だと、そこを抑えるには厳しいんだ。だから先に潰しておく必要がある。
それを君に任せたくてね。優秀な人材で固めてあるから、応用が利くだろう。
こちらとしても助かっているんだよ。では、出発してくれ。

●いきあたりばったり(行き当たりばったり)
まったくあの嬢ちゃんは。兄貴らしくねえな、あんなガキに振り回されるなんて。
へえへえ、わかってますよ。命の恩人の妹なんだろ、わかってるって。でもよお。
大事に育てられたのはわかっけどよ、あまりに後先考えなさすぎだぜ。
オレが言うのもなんだが。ま、まだ子供だってコトだよな。っとに。

●いきあて(行き当て・行き宛)
私は何をしたいんだろう。どうしたんだろう。わからない。
彼は言った、力は使う人間がどう扱うかによって変わるって。自分で考えるしかないって。
私はどういう風になりたいのかな。ただ単に習っていただけだったけど。
想うのは、皆が悲しむことのない世界で生きられたら幸せだなってことだ。

 

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