Twitter小説 その193

●威嚇
ふん、今更何をしようというのだ。我に敵う者などおらぬ。既にわかったであろう。
これぞ絶対なる力。我こそは世界を支配するのにふさわしい王者よ。見るがよい。
風の若造が、ここまでこれたことは褒めてやる。だが、敵ではない。
あの山と同じように、貴様と貴様の国に消し飛ばしてくれようぞ。

●医学
どっちでもいいだろ、要は治ればいいんだから。右も左もない、オレからしたら。
大体バカげてると思わないか。その土地にあった方法が独自に発展しただけ。
本来、医学は人を助けるためにあるもので、権力うんぬんは関係ない。
いかに高額の提示があろうと気に入らない人間を治したくはないな。

●医学者
ふうん、面白いな。失われた文明に、そのような治癒魔法があったなんて。
今の時代が決して優れているわけじゃないことがよくわかる。おっと禁句だな。
しかし、いったいどういう魔法なのだろうな。気になるよ。
文献によると、科学と魔法が組み合わさってるみたいだが。この時代に生まれてればな。

●いがぐりあたま(毬栗頭)
この頭は何だ。どうして土の中に埋まっているのだ。どう見ても人ではあるまい。
しかし、不思議なこともあるものだな。どうしてこれが目印なのか。うん。
「誰かいるのかい。いるならボクの頭をなでておくれよ。それが合図さ」
はあ、まったく。あの悪戯王子め、大人になっても変わらないようだな。

●異花受粉(いかじゅふん)
なるほどな。資料を見るに植物の交配を元に考えだされたってワケか。ったく。
しょうもない実験しやがって。オレの目もそうやって創りだしたんだろうよ。
あのイカれた女のせいでどれだけの人間が犠牲になったことか。許せねえ。
兄貴もアイツのせいで地獄を見た。この借りは高くつく、待ってろよ。

 

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