Twitter小説 その170

●暗号文
何だこりゃ。まったくもって意味不明だぞ。うーん、読み解けないと進めない、か。
出直してきたほうがいいかもな。その辺に転がってるホネの仲間入りしたかねえ。
ま、ここまで来ちまったんだから、物色できるものないか探してみるか。
この石だけ光ってるな。うわ、何だ。何が起こったんだよっ。

●安国(あんこく)
この国は平穏すぎるな。オレには物足りない。だからって壊す気もないが。
しかし、平和ボケしていられるのも今のうちだろう。戦いはそこまで来ている。
縁起でもないかもしれないが、現実だから仕方がない。ほら来た。
「王子、その御首、頂戴します」
馬鹿が、実力と相手を見てから出直してこい。

●暗黒(あんこく)
いったいここはどこなんだ。目が痛え、まるで心臓みたいに痛みが走る。
名前を呼ばれてる気がするけど、もう、何なのかわかんねえや。とにかく痛え。
ああ、思い出した。アイツは無事なのか。右側が脈打って考えられない。
他のヤツも来たみたいだな。くっそ、左目がかすんで見えづらいったらねえ。

●闇黒(あんこく)
これが、伝説の竜なのか。何て馬鹿でかい、こんなやつに勝てるわけがない。
こら、ちょっと待て。お前何やってんだよ、危ねえから下がってな。何だって。
話せるのか、竜と。で、何て言ってるんだ。俺たちを待ってたって。
指定する場所に行けってか。どうして俺たちが行かないといけないんだかな。

●暗殺(あんさつ)
俺が初めて人を殺したのは、十歳になってもない頃だったと思う。
この世情じゃ仕方ガないのはわかってたけどね。剣は持ちたくなかったし。
だから短剣で息の根を止める方法を親父から教えたもらった。生き残るために。
こんな形で君の役に立つなんてね。人生、どうなるかわからないなものだね。

 

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