Twitter小説 その160

●アルバニア語
ああ、その国だけで話されてる言葉だな。他の語群と違って独立してるんだ。
俺たちが使ってる言葉とは全然違うって思っておけばいい。通訳は頼んであるから。
粗相のないように気をつけろよ。気位がいい意味で高い人たちばかりだからな。
平民とは感覚が違う。貴族世界に迷い込む感じだろうな。

●アルファ
なるほど、いい暗号だ。アルファを落とせ、だとよ。つまり、だ。
主要人物を殺せってことだよ。三つのうちひとつは落としたが、また復活したらしい。
ガキの女だって聞いたがな。ま、残る二つのうち片方を殺ればいいだろう。
別行動したときがチャンスだ。連中のこと、よく見張っておけよ。いいな。

●アルファベット
てことはだ、罠が二十六個もあるってことかっ。ひゃー、冗談でしょ。
ラテン文字の一音ごとに面倒ごとを仕込んでくれるとはねぇ。よっぽどヒマだったんだ。
んま、それほどのオタカラとなっちゃあ、腕がなるね。あたしのためにあるモンじゃん。
とっとと進むわよ。食料も水もたっぷりあるんだから。

●アルペンスキー
へえ、スキー技術を競うんだ。てっきりペンギンのカッコしてすべるのかと思った。
って、早っ。あんな風にすべるんだ。怖くないんかな。慣れてるのか。
うう、さすがにあれは無理。ゆっくりでいいでしょ。あるいはさ。
単位いいからカマクラの中でミカン食べさせて。やってみたかったんだよね。

●アルマジロ
誰が巨大ダンゴムシだ、失敬な人間め。爪で足の指でも引っかいてやろうかな。
頭もしっぽもあるでしょうに。まあね、丸まってる状態ならわかるけどさ。
実際僕は丸くならないほうなんだけど。それにしてもこんな夜に何してるんだろ。
まあいいか、イザとなったら地中に身を引っこめればいいよね。

 

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