Twitter小説 その155

●ありすい(蟻吸)
この鳴き声は。ああ、間違いないよ、アリスイっていう鳥のものだ。
世界中に幅広く見られていてね。日本でも見られるから、そんなに珍しくはないんだけど。
何でこんなにデカいんだ。って、あれ、景色もおかしくないか。
ああっ、俺たちが小さくなってるのか。どうなってんだ、説明してくれっ。

●ありつかげら(蟻塚啄木鳥)
ちょいと失礼しますよ。周りに木がないモンでね。イロイロとゴチソウにもなります。
ままま、弱肉強食だからカンベンしてくれって。こちらも生きてますからねぇ。
ワタシらに捕まらないように気をつけてもらうしかないでしょ。ね、ね。
あるいは人間に言ってくださいよ。木を減らすなってね。

●ありったけ(有りっ丈)
こ、これがすべてです。何も隠してなんかいません、飛んでも音、ならなかったでしょ。
わかりました、家から持ってきますんで、ちょっと待っててください。
さて、これぐらいでいいか。野郎ども、アイツらに挨拶に行ってきな。
ったくもう、変装しただけでわかんなくなるなんてね。面白すぎるよ。

●ありのまま(有りの儘)
これが、あるがままの力、というわけか。想像以上だな。あてて。
オレでも制御できないぜ。こればっかりはあの子にしてもらわないとな。
やりかたは教えられるが、それ以前に恐怖心を取りのぞかないと無理だろう。
力は身の内からでてくるんだ。自分との対話をしない限り防ぎようがないってことさ。

●アリバイ
これでアリバイ成立できるだろ。さあ、作戦開始時刻だ。解散、解散。
とりあえず、お前はここにいればいいよ。後は俺たちでなんとかするからさ。
ほら、幻術って誰か媒体になってくれないと発動しないんだよ。だからさ。
少しでも魔力を持ってるあんたが適任ってこと。じゃ、頼んだぜ。行ってくる。

 

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