Twitter小説 その144

●あめ
おそらにはほとけさまがいるんだって。でも、ぼくたちをたすけてくれないんだ。
幼い頃からそう思いながら生きてきた。貴族のみ豊かになり民草は捨てられる。
中には権化を騙った悪質な奴もいたな。捕まって処断されたらしいけど。
結局は会ってみないとわからないっ。あいつは周りと違うからさ。

●雨
資金源があるんだろうな、これだけ無駄な矢を使えるって事は。呆れる。
当たらなきゃ意味がないんだよ、弓矢っていうのは。見本を見せてやろう。
気にすんなって。何だかんだで振ってきているのは一部だけだろ、ほら。
弓騎兵を集めろ、俺が直接指導に当たってやるよ。料金は相手の命だがな。

●アメーバ
急速に革命が広がっているな。まあ仕方あるまい、あの馬鹿王ではな。
王子が率先してるって本当なのかね。あの人は常識を持ってるから、ありえるか。
肉親よりも平民を想いやる王族ねぇ。こりゃ絵に描いた理想じゃないか。
関係ないか。そもそも死んだことになってるし、気にする必要もあるまい。

●あめしずく(雨雫)
この水の滝が天からの涙だったら、君はどう思うかね。ロマンティックかな。
私はどうとも思わないよ。この世が滅びようとも栄えようとも、どうでもいい。
大切なのは、今だよ。君といるこの時間を楽しむほうがいい。おやおや。
可愛い反応をするね。そうだね、君との別れに悲しむ私の涙としようか。

●あめつち(天地)
遥か昔、天におわす神々は地上にも生命が住めるようにと大地を創られた。
永きときを経て繁栄した生物は、独自の強弱を持つようになっていく。しかし。
ある種の生命体が増えた時代に、それらは大地を傷つけ空を汚した。
怒った神は赤黒き炎で一部を残して彼らを焼き払い、今後の戒めにしたという。

 

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