Twitter小説 その138

●あまえ(甘え)
お前、気持ちはわかるが過保護すぎだぞ。立ち直れなくなったらどうすんだ。
ヘタなことはいえないが。大人の考えができる歳でもあるんだ、放っておけって。
彼女が育てた娘なんだ、大丈夫だって。見た目は繊細そうだけどさ。
雰囲気はそうじゃないし、必要なときに手を貸してやれば十分だって。

●雨外套(あまがいとう)
ご苦労なこった、こんな晴れの日に着てくるなんて。さぞ面倒だっただろう。
まあこんな人気のない林の中じゃわからねぇか。さて、話をしようじゃないか。
依頼だよ、依頼。あんたの腕を買いたいって商談だ。名が通ってるからな。
よければ顔を拝みたいんだが。やっぱ無理か、内容はこの中にあるぜ。

●あまがえる(雨蛙)
夏によく見る生き物、それがオレの象徴物になってるワケ。意味不明だけど。
ジジに聞いてくれよ。この容姿でカエルだぜ、どういう風にしたらそうなんだよ。
っつってもなぁ、水属性だからしょうがないのかもな。絶対テキトーに決めたっぽいし。
変更はできるが、いいのが浮かばないから困ってんだ。

●雨合羽(あまがっぱ)
今はオシャレなのが増えてきたね。長靴もそうだけど。時代の流れなのかな。
服もそうだが、ネットやスマホも時代の恩恵。使わない理由もないしね。
だからこそ忘れられているのもある。人は弱いものだ、差がでるものだね。
まあ、私の立場から言うのもなんだが。息子も同じ性質があるからね。

●あまがさ
どこかの世界では、傘は雨の日や日差しよけに使うんだってね。驚いたよ。
君のいた世界は平和だったからだろうね。もちろんこちらの世界でもあるさ。
カサ、といっても色々な種類がある。雨具はもちろん媒体としても、ね。
戦なんてそんなもの。ありとあらゆるものを武器に変えて生きていくんだよ。

 

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