Twitter小説 その131

●アフターケア
どうだ、調子は。顔色もいいし、馴染んできたんだろうな。よかったよかった。
気にすることはないって。オレたちはこうして無事だったし、民にも被害はない。
ただ、おまえ自身がどうするかだな。生まれ持った力だ、向き合う以外にないが。
心配するな、流れは一緒なんだよ。ちゃんと協力するって。

●アブナキ語
その言葉、お前、北の出身だな。実は俺もそうなんだ。わからなかっただろ。
出てずいぶん経つからかな。すっかりこっちの雰囲気に飲まれてるようで。
この国では使わないほうがいい。伝わらないから引っ立てられるかもしれないぞ。
行く宛てはあるのか。よかったら来いよ、働くことが条件だがな。

●アブハジア語
まさかあちらの部族に会えるとは思わなかった。ちょうど探していたんだよ。
私らの世代はいがみ合ってないから、問題ないと思ってね。知らせだよ。
西にいるあいつらって言えばわかるよね。戦の準備をしてるって噂なんだ。
ここはより近いところだから逃げる準備をしたほうがいいよ。伝えといてね。

●あぶみ
ここに足を引っ掛けて、そうだ。上手いな、乗ったことあるんじゃないのか。
馬の背は意外に高いからな、気をつけろよ。じゃあ練習してみるか。
この世界に着たからには、乗馬は必須だ。貴重な移動手段だからな。
とりあえず、生活になれることだけを考えろ。言葉は通じるし、何とかなるだろうさ。

●あぶら
油を抜いてきたか、よし。これで奴らもすぐには動けまい。ものはどこにある。
そうか、そこに持っていってくれたか。感謝する、あとは本隊を待つだけだ。
まくタイミングを間違えるなよ。火責めを見破れるわけにもいかないからな。
後は任せた。私はあちらの隊の様子を見てくる。頼んだぞ。

●油
水と油は簡単には混ざる存在じゃない。性格も同じで、こじれてしまったら大変だ。
ああ、また始まったよ口げんかが。どうしたら仲良くなってくれるかな。
こら、お前たち。どうしてけんかばっかりしてるんだ。話してごらん。
なるほどな。それはゆっくり話し合って決めたほうがいいね。

 

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