Twitter小説 その13

●愛器

僕が愛器(あいき)しているこの杖には、ありがちだが不思議な力がある。
倒した魔物の魂を封じこめて浄化し手下として使うことができるんだ。
だから僕はよく狙われたりするんだけど、彼らのおかげで旅か楽になった。
残念なのは生きたまま浄化ができないこと。旅の間に見つけられたらいいな。

●愛機

おーっほっほっほっ。わたくしの向かう先に敵はなくってよ。
理由?愚問にもほどがあるわね。この愛機(あいき)の銃さえあれば最強だからよ!
もちろん銃がなくたって相手の得物をぶんどってメッタメタにしてあげるわ。
ほらまた命知らずの連中がきたわね。なぜ最強と呼ばれるか教えてあげるわ!

●あいぎ

間一髪だったぜ。あやうくオダブツするところだった。アレが利いたんだな。
大したことじゃないが間着(あいぎ)に使い古しのくさりかたびらを着てただけ。
実は以前まで一緒に旅をしていた師匠から教えてもらったものなんだ。
あの人は今どこにいるんだろう。少ない情報を頼りにオレの旅は続く。

●哀求

いったい何だったのだろう。あれだけ哀求(あいきゅう)したのにも関わらず。
結局、手にはいったものは汚名と愛する人との別れだった。しかし黙って引き下がれない。
私にはまだ希望がある。今は離ればなれになっていても、生きているのだ。
必ず一緒に祖国へ戻る、これが私が果たすべき使命だ。

●哀泣

なぜ哀泣(あいきゅう)せねばならぬのじゃ。あの様な事があったからか。
野党の群れの恥知らずな連中は、妾の屋敷を乗っ取ろうとしておる。
仕方なしにさめざめと泣くふりをしておるが、なかなか面倒で大変じゃの。
もう限界じゃ。ほれお前たち、馬鹿者共を食ろうてこい。今夜は馳走じゃて。

 

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