Twitter小説 その122

●アドバイザリー
さすがは情報屋だ。幼くともうでは超一流、高い金を払った甲斐があった。
しかしあの小僧、何かが引っかかる。いや、それよりも相手国の王子だ。
どのように料理してやろう。なかなか人望があるらしいからな、潰しておかねば。
重要拠点は既に我が国のもの。あとは少し進軍して様子を見るとするか。

●アドバイス
「こっちにつく気はないかい」
「何の冗談だ。断っただろ」
青年につっかかる、顔が半分隠れるフードをかぶる少年。ため息をついた前者は、わざとらしく両手を広げ、
「君の真意が聞きたいね」
「あんたが一介の情報屋に関心を持ってどーすんだ」
少年は丸まった紙を投げると、すぐに姿を消した。

●アドバルーン
あれの応用。大したことじゃないけど、一般人にバレずにすむしね。
あの気球は本来なら広告をだすじゃん、そうじゃなくて何もつけないでおくんだ。
オレたちの合図なんだよ。あ、君にだから伝えるたけど、他の人にはナイショね。
じゃ、頑張って。何かあったら兄貴を通して呼んでくれよ。

●アドヴァンス
いい傾向だな、ここでの作戦も成功だ。この調子で終わらせたいものだ。
油断はするなよ、残党兵は残らず捕虜にして情報を聞き出せ。そうそう。
眼帯をしている男には気をつけろよ。邪術を使うらしい、危険だから構うな。
「誰が邪術使いだって」
笑う大柄のよろい姿が細身の魔法使いに変わった。

●アドバンテージ
これで何回目だ。ずいぶん長い試合になったな、決勝戦だから当たり前か。
懐かしいよ、俺もあんな風にコートにたってたんだよな。今は観客席だけど。
いいんだって。弟が俺の夢をかなえてくれる、そんな顔するなよ。
死んだ親父との約束だからな。必ず優勝トロフィーを持って帰ってくる。信じろよ。

 

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