Twitter小説 その118

●アップル
暗い暗い夜の道。街灯がなぜかランプになっている地元の道。
そんな謎めいたところに私は立っていた。
周りには誰もいないけど、慣れた道だから恐怖感は感じなかった。
あの出来事が起こるまでは。
「どうしたの、リンゴ嫌いだっけ」
「夢でリンゴのランタンに襲われたから食べたくないだけ」

●アップロード
そんなことがあるのか、アップしただけだぞ。誰が、いや決まってるか。
ファイルに仕込んであったんだな、検索では引っかからなかったのに。いつの間に見たんだ。
ぼやいてもしょうがないか、とりあえず、やれることだけはやろう。
覚えてろよあの野郎。この借りはきっちり実践で返してやるからな。

●圧抑
たとえ我が命をを奪おうとも、革命の勢いは変わらないぞ。むしろ早まるだろうな。
わからないのか。あの無能な王に任せていては、侵略されるだけだぞ。
属国として生かされたいのなら別だが。民が苦しむだけだろう。
拘束したければ好きにするがいい。貴公に愛国心がないのなら、な。

●あつらえ
この着物はお得意様が絶賛していてね。お客がお客を呼んでくれる状態だよ。
なあ旦那、悪い話じゃないだろう。分け前ももう1割増やすから、教えてくれよ。
っとに頑固だなあ、大勢で作ったほうが儲かるじゃないか。だからいってんだよ。
「着物はワシにしか扱えぬ器具でこしらえておるんじゃよ」

●圧力
とある実験施設。女性の両腕にはまる程の大きさの機械が、床を打っている。
巨大な薬のカプセルのような形をしているそれは、かん高い音を何度も立てる。
何度打ちつけたのだろうか、床にはひび割れが走っていた。
「このぐらいの強度でこれなら、単純に大きくすれば建物を破壊できるわね」

 

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