Twitter小説 その115

●温風至(あつかぜ)
昔の言葉さ。日本でも中国でも使われていた季語のひとつのことだよ。
日本ではほとんど目にかからないが、中国はどうなのだろうね。最近行ってないから。
ちょうどいい過ごしやすい時季なんだけど、最近は違うかな。もう暑いし。
よくも悪くも変化しているんだよ。今後どのように転ぶのだろうね。

●圧巻
この方があの詩を詠まれたのか。想像していたのと違うな。悪い意味じゃない。
噂は聞いていたから、どんなマッチョな人かと思ってね。線が細いな。
いったいどうやって戦場をくぐり抜けてきたんだろう。女性じゃないよな。
遠目からじゃ男か女かもわからない。そういうほうが夢があっていいのかも。

●あつぎり
厚けりゃいいってもんじゃないけど。いやさ、うれしいんだけどね。
この刺身をどう食えと。刺身じゃないか、下ろしただけのぶつ切りというか。
丸かじりしろってのか、リンゴじゃあるまいし。包丁持ってきて、っとに。
セルフサービスの意味間違えてないっ。せめて短冊に切っとけってんだよ。

●圧搾(あっさく)
今は機械があるから楽に絞れるのもあるが、手と機械じゃあやっぱり違うな。
こだわりっていうのか、うまくいえないが、微妙な力加減は人間のほうがうまい。
もちろん人件費削減や時間短縮も重要だから、どっちがいいって意味じゃない。
将来は人と同じようにできる日が来るのかもしれないな。

●圧縮
このまま続けていたらどうなるかな。ふふ、よく頑張るじゃないか。
まあ、この空間ではあんたらには分が悪いだろう。まんまとはまったわけだ。
お互い様だろ、駆け引きした結果が今なんだから。子供じみたこというなよ。
さあ、一生地面にへばりくっついていたくなければアレを渡しな。わかるよな。

 

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