Twitter小説 その104

●あしごい
足の長い鳥があしごいだよ。フラミンゴほどじゃないけど。
首をうんと伸ばした姿が個人的に好きでね。葉っぱみたいになるんだ。
あ、ちょうど今なってるみたいだ。葉と同じ形をすることで身を守るんだと。
面白いだろ。歩いてる姿もなんだか愛らしくてね。ここに来るといつも探すんだよ。

●あじさし
私もいつか翼を手に入れて大空を飛ぶの。ウソじゃないよ、本当だもん。
この部屋は真っ白で綺麗だけど、何もないの。私は両親が持ってくる世界しか知らない。
わかってる。弱いせいでここにいて、助けようとしてくれるのは。
でもね、もっと大きな空を知りたいの。自由に飛ぶ、あの渡り鳥のように。

●あした
出発の時間はわかっているな。何言ってる、重要なことほど確認を怠らないようにな。
はいはい、わかったわかった。余計なお世話だったな。
それはともかく、覚悟は決まってるんだろう。すべてを捨てるって。
俺と会うのも今日が最後でいい。そうしなきゃ前に進めないぞ。
さあ、もう寝るといい。

●あしだかぐも
クモごときでビビらないでよ、うるさいなあ。男でしょ、はいはい。
偏見すみませんねぇ、少しぐらい肝をすえたらどうなの。あたしみたいに。
研究者志望がそれじゃまずいわよ。どこに配属されるかわからないけど。
ゴキブリを食べてくれる救世主なんだから、大切に扱ってね。頼むわね。

●あしたば
え、食用なんだ、この草。その辺に生えてるのと変わらない用に見えるんだけど。
慣れてくしかないね、自然が多いから食べるには困らないでしょ。
人は住んでるから、いろいろと教えてもらおうっと。ところで水はどこ。
山まで汲みに行くのっ。さすが田舎、でも住めば都っていうしね。楽しみ。

 

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