Twitter小説 その100

●あざみ
ふうん、アザミか。そうだ、これを使えばいいんじゃないか。ほら、あの作戦に。
この花はな、葉っぱとかにトゲがあって痛いんだよな、けっこう。
だから裸足で踏んづけたら面白いんじゃないかってね。本物は使わないよ。
幻術で大量生産して痛みを感じさせるだけでいいさ、それだけで時間稼げるよ。

●あさめし
まあま~、よく食うね。ホレボレするよ、その食欲。隣にわけてやったら。
悪い意味じゃないって、オレみたいな少食の人間からすれば羨ましいよ。
いいんじゃないか、健康な証拠だし。魔法を唱えるなら体力があったほうがいいし。
オレは精霊から力を分けてもらえるから、大丈夫なだけなんだって。

●あさめしまえ
朝食の前に必ずやっておくことがある。日によって違うけどね。
薪割りもそうだし、薬草摘みや果物摘みもある。あとは、準備だったりかな。
家の準備なんだよ。生活するために必要なものを集めるっていうか。
都会に比べれば不便なんだろうけど、この生活は自然を学ぶことが出来るんだってよ。

●あさもや
視界が悪いですね。はぐれないように気をつけてください。
この辺りにはよくでるそうです、これからは慣れないといけませんね。
しかし、姫にこちらの地方につてがあるとは思いませんでした。おかげで助かりましたよ。
これ以上野放しにできないとしても、今は様子を見ましょう。それからです。

●あさやけ
あの空が怖い。また新しい一日が始まると思うと。ああ、もう聞こえてきた。
兵士たちのよろいがこすれる音と、怒声とともに響くムチの音。
夜が永遠に続けばずっと安らかに眠れるのに。どうしてこんな毎日が続くの。
ある人がいった。王子が戻ってくるまでの辛抱だと。お願い、早く帰ってきて。

 

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